Movable Typeセットアップ

さて、必要な環境がひと通り揃ったので、Movable Typeの構築である。
断っておくが、Movable Typeは『フリーソフト』ではありません。
先日、新バージョンのMovable Type6がリリースされたが、基本的にはライセンスを取得して利用するものである。
ライセンス形態など、詳細は公式サイトを確認してください。
*『個人無償ライセンス』や『開発者ライセンス』、5.2系で良いなら、オープンソース(GPL)版のMTOSなどはあるが・・・導入の際にはきっちりと公式サイトに目を通し、必要であれば問い合わせをして、きちんとしたライセンスのもとに使用しましょう。
<通常の新規インストール>
まっさらな状態でMovable Typeを構築する場合である。
その場合は「MovableType.jp」のサイトに各種ドキュメントがあるので、そちらを参照しましょう。
今回の私のケースは、Movable Typeのテストサーバの構築であり、すでに稼働しているサイトのテスト環境を作るのが目的である。
その時の試行錯誤の手順を、備忘録的に記録したのがこの記事である。
よって、セットアップ手順、というより『リストア手順』といったほうが正しかろう。

また、正式な『リストア手順』というわけでもないので、注意されたし。

1.MySQLのリストア
前もって、FTPでダンプファイルを任意の場所にアップしておく。
で、ターミナルからログイン後、su でrootになり、下記のコマンドを実行。
mysql -u root -p hoge< /home/hoge/dump.sql   #hogeはリストア対象のデータベース名。/home~はダンプファイル名
Enter password: ←ここでmysqlのrootユーザのパスワード入力
ファイルサイズにもよるが、比較的すんなり行った。
なお、私の場合は、”mt_log”のデータが膨大だったので、それを外してバックアップ&リストアしています。
その場合は、別途移行元から、”mt_log”の【構造】をsqlファイルで取っておいて、移行先のデータベースでsqlファイルを実行しました。

2.MT実行ファイル群をアップ
取得しておいた、MTの実行ファイルをFTPで任意の場所にアップしておく。
おそらく、圧縮ファイルをアップしているはずなので、解答して、/var/www/の下などにMT実行ファイル用のディレクトリを切って、そこに解凍。
3.管理画面にアクセスしてみる
http://(ホスト名)/mt51
すると、mt-wizard.cgi の画面に遷移。
必要なperlモジュールは揃っているが、オプションのモジュールがないとのメッセージ。
インストール自体はそのまま続けられるようだ。
念のため、指摘されたモジュール名をメモっておく。

Crypt::DSA

コメント投稿時のサインインが高速になります。

IPC::Run

MTのイメージドライバとしてNetPBMを利用する場合に必要となります。

Archive::Zip

バックアップと復元で圧縮の機能を利用する場合に必要となります。

Cache::Memcached

キャッシング機能としてmemcachedを利用する場合に必要となります。

HTML::Entities

特殊な文字をエンコードするときに必要になりますが、構成ファイルにNoHTMLEntitiesを設定すればこの機能を無効化できます。

Cache::File

Yahoo! Japanによるコメント投稿者のOpenID認証を許可する場合に必要となります。

Crypt::SSLeay

Crypt::SSLeayはAOLやYahoo!などのSSLを利用するOpenIDのコメント投稿者を認証するために必要となります。

GD

アップロードした画像のサムネイルを作成する場合に必要となります。

Archive::Tar

バックアップと復元で圧縮の機能を利用する場合に必要となります。

XML::Parser

アクションストリームを利用するために必要です。

IO::Uncompress::Gunzip

バックアップと復元で圧縮の機能を利用する場合に必要となります。

Digest::SHA1

LiveJournal、あるいはOpenIDでコメント投稿者を認証するために必要になります。

Imager

アップロードした画像のサムネイルを作成する場合に必要となります。

IO::Compress::Gzip

バックアップと復元で圧縮の機能を利用する場合に必要となります。

XML::Atom

Atom APIを利用する場合に必要となります。

Image::Magick

アップロードした画像のサムネイルを作成する場合に必要となります。

Mail::Sendmail

SMTPサーバーを経由してメールを送信する場合に必要になります。

HTML::Parser

HTML::Parserのインストールは必須ではありません。トラックバック機能や更新通知機能を利用する場合に必要となります。

DBD::SQLite

SQLiteデータベースを使うにはDBD::SQLiteのデータベースドライバが必要です。

DBD::Pg

PostgreSQLデータベースを使うにはDBD::Pgのデータベースドライバが必要です。

必須バージョン: 1.32

DBD::SQLite2

SQLite(v2)データベースを使うにはDBD::SQLite2のデータベースドライバが必要です。

以降、データベースの設定、メールの設定と進んでいき、ログイン画面へ。
ちゃんとログインして、ウェブサイト、ブログ共に作成されているようだ。
が、今の時点でアップしてるのはMT の素の実行ファイル群だけなので、自前のプラグインやらテンプレは一切入っていないので、歯抜け状態。
4.自前のファイルをアップ
まずは、自前プラグインやら、サードパーティプラグインをFTPでアップ。無事に認識できたようだ。
が、管理画面にsupportディレクトリに書き込めない、という警告が出ていたので、画面の指示に従って、ディレクトリを作成してパーミッションを設定。
あと、イメージドライバーが設定されていないという警告も出ている。
Image::Magick を使うことにしたが、ネットではソースからのコンパイルが必要といった情報もあったが、yumで一発でした。

yum install ImageMagick-perl

これで、管理画面の警告もひと通り消えた。
あとは、公開側のテンプレや画像類をアップすれば、おそらくテスト環境構築は完了するはず。

 

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