CentOS5.8 初期設定その2

ユーザの作成を行った次は、デフォルトで起動しているサービスを確認しておく。

コマンドは、これで確認できる。
# chkconfig --list | sort
もしくは
# chkconfig --list | more
|(パイプ)のあとを、sortにするか、moreにするかはおこのみで。
最近のターミナルソフトなら、画面から追い出されてしまったちょっと前の出力くらいなら、スクロールして確認できるので、そういう環境ならどっちでも良い。
そうじゃない場合は、moreを使いましょう。でないと、末尾の20行くらいしか見えませんので。
ちなみに、こんな感じで出力されます。

私の環境だと、全部で65個のサービスがインストールされていた。
ちなみに、それぞれのサービスごとに0~6までの数字と、on/off が列挙されている。
この数字の部分が、ランレベルというもの。

 

0         シャットダウン
1         シングルユーザモード(管理者以外のログイン不可)
2         マルチユーザモード(NFSなし)
3         フルマルチユーザモード
4         未使用(独自のランレベル設定可)
5         X Window System 使用
6         再起動

と、それぞれの数字に対応している。

このブログの手順でインストールしていると、ランレベルは3になっているのだが、そのときは、chkconfig –list で確認して、3:on と記述されているものが起動するよ、ってことです。

あと、インストール時にIPアドレスをDHCPサーバから取得にしていたが、見事に毎回アドレス変わってたので、固定にしておく。
*毎回変わるかどうかは、ネットワーク環境次第でしょうが・・・
なお、IPアドレスの設定をいじる場合は、vi エディタなどで下記のファイルをいじる。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
*eth0 の部分(特に数字の部分)は実際のマシンの構成によります。
といっても、Ethernetポートが1つだけなら、eth0 になるでしょう。
下記は、サンプルです。BROADCAST、IPADDR、NETMASK、NETWORK、HWADDRの行の右辺を実際のネットワーク環境に合わせて記述しましょう。
# Advanced Micro Devices [AMD] 79c970 [PCnet32 LANCE]
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.3.255
IPADDR=192.168.3.21
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.3.0
HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX ←EthernetポートのMACアドレスです
GATEWAY=192.168.3.1 ← 3/5追記 デフォルトゲートウェイ(これを書き忘れてyumでハマったorz)
ONBOOT=yes

なお、DHCPサーバからアドレスを取得する、としてインストールしていた場合(もしくはX-WindowのGUIから設定した場合)には、下記のような行も残っているかと思います。
そこはコメントアウトしておきましょう。
DHCP_HOSTNAME=hoge

さて、本題。デフォルトでインストールされ、起動しているサービスの仕分けをするわけだが、今回はMovable Type5.2を稼働させられるテストサーバを構築するのが主目的。
なので、Webサーバはもちろん、ファイルをアップするためのFTPサーバのサービスも必要となる。あとは、DBMSとしてMySQLを使うので、それも必要。
だが、見たところそれらのサービスが入っている形跡はないので、あとで追加インストールを行う。
となると、この時点ではデフォルトでインストールされるが、不要なサービスをチェックすることになる。

さすがに、1つずつ潰していくのは手間なので、ググって、先人の知恵を拝借。
この辺が詳しいようだ。

上記を参考に、私の環境でいらなさそうなのを止めてゆく。
なので、chkconfig –list で確認して、3:on と記述されているもののうち、いらないサービスを止める。
なお、
|(パイプ)のあとに grep 3:on とつなげてやると、対象のものだけを表示することができます。
# chkconfig --list | sort | grep 3:on

しかし、こう一覧で出力してチェックしてみると、結構不要なサービスが入っていることに気づく。

  • acpid
  • apmd
  • cpuspeed

こいつらは、電源管理系のサービス。仮想マシンなので電源ボタンもなければ、省電力設定の必要もない。

  • atd

こいつは、いわゆる「ATコマンド」に関連するサービス。定時処理はcronにおまかせってことで、止める。必要になるシーンがあれば、再度ONにすりゃいいだけだし。

 

  • bluetooth
  • hidd

この2つはbluetooth関連。仮想マシンだし、基本的に不要。

 

  • firstboot

これは、インストール直後の初回起動時のためだけのサービスなので、止めておく。

 

  • gpm

コンソール用のマウスサーバということだが、TeraTermなどのターミナルソフトの画面上でマウス使うにはなくても支障無さそうなので止める。

 

  • ip6tables

IPv6 パケットフィルタを管理するサービスのようだが、今のところいらなさそう。

 

  • irqbalance

「マルチCPU環境でセカンドCPU以降も割り込み処理を行える」らしいが、マルチコアのCPUは乗ってるが、マルチCPUではないので止める。

 

  • isdn

ISDN用のサービスらしい。無論、ローカルネットワークだけでしか使わないので不要。

 

  • mcstrans
  • restorecond

これらは、「SELinux」関連のサービス。公開サーバ、商用サーバなどであれば、必要なサービスだと思うが、手軽にテストサーバを運用するには少々ハードルが高い。本筋なら、ちゃんと勉強して必要に応じて設定するんだろうが、今回は割りきってSELinux関連は全OFFとする。

 

  • mdmonitor

RAIDを組んでいれば必要だが、今回は組んでないので除外。

 

  • netfs
  • nfslock

上記はNFS、つまりファイルサーバを構築するなら必要だが、今回はテストWebサーバを作りたいので除外。

 

  • portmap
  • rpcgssd
  • rpcidmapd

RPC(リモートプロシージャコール)関連のサービス。一見必要そうなのだが、NFSを使わないなら不要という情報が大多数。ひとまず止めて、支障がありそうなら復活。

これで、不要なサービスはひと通り列挙できた。
列挙できたら、これらのサービスを一つづつ停止させていく。
# chkconfig サービス名 off
このコマンドで、次回のマシン起動時からはサービスは起動しなくなる。

即座にサービスを止めたい場合は、下記のコマンド。
# service デーモン名 stop
なお、stop のところを start に変えれば、サービスの起動。restart に変えれば、サービスの再起動となる。

念のため、仮想マシンのスナップショットを取得して、コマンド実行。
こんなかんじでスッキリしました。

今回はここまで。

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